キタノコギリソウ

キタノコギリソウ(キク科)[北鋸草]

ノコギリソウの亜種の一つで、北地の海岸の草地や砂地に生える多年草。別名ホロマンノコギリソウという。絶滅危惧Ⅱ類(VU)だが、青森県では個体数は多く、エゾノコギリソウとともに海岸部ではよく目につく。
しばしば分枝し、高さは30-70cmになる。全体に白毛が多く特に花序に多い。
茎葉は無柄で、長さ5-10cmの長楕円形~披針形、2回羽状に中~深裂し、裂片は鋸歯があり、開出~表側に反曲する。基部に1-2対の茎を抱く葉片がつく。葉の裂け方は変異が大きい。
茎頂の散房花序に多数の頭花を上向きにつける。頭花は直径1.2-1.5cmで、両性の筒状花を6-8個の雌性の舌状花が囲む。舌状花は紅色~淡紅色~白色まで多様で長さ5-7mm。総苞は球状鐘形で総苞片は2列。
基本種のノコギリソウは、長さ3.5-4.5mmの舌状花が5-7個あり、舌状花に隙間がある。
花期:7-9月
分布:北・本(中部以北)
撮影:2005.9.23 青森県東部

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