エゾオヤマリンドウ

エゾオヤマリンドウ(リンドウ科)[蝦夷御山竜胆]

夏の暑さがやっと収まり、秋の気配が漂ってきたころに高原を歩くとき、その透き通った花の青さに癒やされる。
エゾリンドウ
は園芸種として栽培され花屋で売られるだけあって、葉腋にもたくさん花をつけ華やかであるが、エゾオヤマリンドウは、花付きはよくないが、エゾリンドウと違ってすっきりした印象がある。外観はオヤマリンドウに似ているが、エゾリンドウの高山型品種とされ、エゾリンドウより丈が低い。山形県以北に産する。
山地帯~亜高山帯の湿った草地に群生し、根茎は太く長く伸び、茎は直立して高さ15-30cmになる多年草。
葉は対生し、長さ5-8cmの披針形~長楕円形で縁は全縁、先はとがる。主脈で葉が内側に折れ曲がりよく目立つが側脈はあまりはっきりしない。
花は茎頂に3-8個集まってつき、葉腋に花をつけることはあまりない。花冠は長さ3-4.5cmの長い鐘状で青紫色。先端は5浅裂し、裂片の間にある副片はほとんど目立たない。雄しべは5個、雌しべは1個ある。花は晴天の日中だけ少し開く。果実は蒴果。
花期:8-10月
分布:北・本(山形県以北)
撮影:2006.9.9 岩手県八幡平市

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