エゾリンドウ

エゾリンドウ(リンドウ科)[蝦夷竜胆]

山地帯~亜高山帯の湿った草地や湿地に生える多年草で、高さ30-80cmになる。根茎は太く、茎は直立し赤みを帯びることが多い。花屋で売っているリンドウはこの栽培品。
根生葉と下部の茎葉は鱗片状となる。中部の茎葉は無柄で対生し、長さ5-10cm、幅1-2.5cmの披針形~広披針形で先がとがり、中央の1脈が目立つ。全縁で基部はやや茎を抱き、裏面は粉白色。
花は淡青紫色~濃青紫色で、茎頂と上部の葉腋に数段にわたって数個ずつつき、筒状で長さ3-5cm、先は5浅裂し、裂片の間の副片は小さくて目立たない。花は日が差さすと少し開く。雄しべは5個、雌しべは1個ある。
果実は蒴果。
北海道と尾瀬に生え、葉の幅が狭く、1cm以下のものをホロムイリンドウという。下の写真のものはそれに近いものだと思うが、撮影地の秋田県でホロムイリンドウは確認されていないので、ここではエゾリンドウの一型としておく。
本種の高山型をエゾオヤマリンドウといい、丈は低く15-30cm、少数の花がほぼ茎頂のみにつく。
花期:8-10月
分布:北・本(近畿以北)
撮影:2013.8.25 岩手県八幡平市
エゾリンドウ-2
エゾリンドウの葉の細いタイプ。ホロムイリンドウに近いものか?
2006.9.24 秋田県大仙市

エゾリンドウの花色の濃いもの
花色の濃いタイプ 1997.9.11 青森市

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