オトメスミレ

オトメスミレ(スミレ科)[乙女菫]

名は、箱根の乙女峠で発見されたことによるもの。乙女のように可愛らしいからではないが、花弁の白、唇弁の距の紫、雄しべの付属体の黄色の取り合わせが山道ではよく目立つ。
タチツボスミレの品種で、花弁は白色であるが、唇弁の距に淡紅紫色が残るものをいう。距に残る色は濃淡や色合いに変化がある。それほど珍しいものではなく、撮影地の高尾山周辺ではよく見かける。ときに群落を形成することもあるという。
距も含めて全て白色になるものは、シロバナタチツボスミレという。
花期:4-5月
分布:日本全土
撮影:2008.4.30 東京都八王子市

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