アオモリアザミ

アオモリアザミ(キク科)[青森薊]

本州中北部に分布するノハラアザミの北方型で、花が大型になるもの。別名オオノアザミ(大野薊)というが、ノアザミの大形のタイプではないので、この別名は誤解を招く。
平地~亜高山帯の乾いた草地に多く、高さ0.5-1mになる。
根生葉は花期にも残り、質がやや厚く、長さ20-60cmの楕円形で鈍い光沢があって1-2回羽状に中~深裂する。葉脈は赤紫色を帯びる。茎葉は茎を抱き、上のものほど小さくなる。
茎の先に1-2個の紅紫色の頭花を上向きにつける。小花は長さ2cmほどで、狭筒部は広筒部より長い。総苞は直径3-4cmの釣鐘形で普通は粘らず、総苞片は7列あり斜上する。
果実は長さ5mmの暗褐色の痩果で、1.5cmほどの冠毛がある。
白花をつける品種をシロバナオオノアザミという。
ノハラアザミは根生葉に光沢がなく、茎の先に2-3個の頭花をつけ、総苞の直径は2-3cm。
アザミ属は日本だけで150種以上もあり、種間雑種ができやすいので区別が難しい。
花期:8-10月
分布:北(太平洋側・南部)・本(青森・秋田県)
撮影:2002.10.20 青森県八戸市
アオモリアザミの果実
風を受けて旅立つ痩果。 2010.9.27 青森市

ノハラアザミに戻る シロバナオオノアザミに戻る


検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。