ツルツゲ

ツルツゲ(モチノキ科)[蔓黄楊]

イヌツゲに似て、つる状であることからこの名がある。別名マルバツルツゲという。
山地帯~亜高山帯の針葉樹林下に生える雌雄異株の常緑小低木で、長さ20-80cmになる。枝は赤紫色、無毛で稜があり、つる状に地をはってところどころで発根する。
葉は革質で密に互生し、長さ2-5cm、幅0.5-1.5cmの長楕円形~披針形、表面の細脈がへこんでしわが目立ち、縁にまばらに粗く浅い鋸歯がある。両面無毛。葉柄は長さ2-4mm。
前年枝の葉腋に直径3-5mmの白い花をつける。雄花は1-5個、雌花は1個ずつつく。花弁は長さ2mmの楕円形で4個。萼片は卵円形で4個。花柄は長さ2-5mm。雄花は雄しべが4個あって雌しべは退化、雌花は雄しべが退化して小さい。画像の株は雄株。
果実は直径5-6mmの球形の核果で光沢があり、秋に赤く熟し遅くまで枝から落ちない。核は4個、長さ4mmの3角状卵形で3稜がある。
葉が特に細いものをホソバツルツゲといい、ヒメモチとの雑種はオオツルツゲという。
花期:6-8月
分布:北・本(大山以北)・四(愛媛県)・九(大分県)
撮影:2004.6.27 秋田県田沢湖町

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