トウゴクサバノオ

トウゴクサバノオ(キンポウゲ科)[東国鯖の尾]

東日本に多く、熟した果実の形がサバの尾に似ているのでこの名がある。
山地の沢沿いの湿った林内や林縁に生え、高さ10-20cmになる全体無毛の多年草。地下茎は発達しない。
根生葉は基部に数個つき、茎葉は対生し対になった葉の基部の鞘は合着する。葉は複葉で小葉は3-5個。頂小葉は広卵形~倒卵形でしばしば3中裂し鈍い鋸歯がある。
花は直径6-8mmで、全開せずやや下向きに咲く。淡黄白色~白色で5個の花弁のように見えるのは萼片で外面は紫色を帯びる。内側の5個の黄色い部分が花弁。花弁は長い柄があり、舷部は軍配形で直立し、先は少し内曲する。雄しべは多数。雌しべは2個で基部でわずかに合着する。夏に株元に蕾のような閉鎖花をつける。
果実は2個の袋果が基部で合着し、魚の尾のような形となる。種子は球形で褐色、密に小突起がある。
花期:4-5月
分布:本(宮城県以南)・四・九
撮影:2004.5.9 群馬県富士見村
トウゴクサバノオ-2
花の左側に見えているのが名前のもとになった果実。


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