チシマザサ

チシマザサ(イネ科)[千島笹]

山地帯~高山帯の林内や林縁に生え、地下茎が網の目状に伸びて一面に群生する。 ササとしては大型で高さ1.5-3mになる。稈の基部が弓状に曲がるので、ネマガリダケの別名がある。
節や節間、葉、葉鞘は無毛。稈は直径1-2cmになり基部は湾曲して上部のみで密に分枝する。節間は短く、節はやや隆起するが球状に膨れることはない。
葉は両面無毛で厚く、長さ18-22cm、幅3-5cmの狭長楕円形で先はとがり基部は円形~くさび形。表面は光沢があり、裏面はやや白味を帯びる。主脈は裏面で隆起し側脈も太い。
花はめったに咲かないが数十年に一度開花するといわれ、咲くときは群落全体が咲き、結実した後枯れる。花序は上部の枝先から出て、小穂は長さ2.5-3.5cmのやや扁平な披針形で紫色を帯び、6-9個の小花がある。
5-6月にタケノコが収穫できる。山菜として特に人気があり、東北地方でタケノコといえばネマガリダケを指すほどで、最盛期には沿道脇に駐車された軽トラックの列ができる。クマとの遭遇におびえながらタケノコ山に家族で何日も泊まり込んで収穫し、毎日産直に売り込んだり、その場で下処理したものを瓶詰・缶詰加工をしてくれる専門店に持ち込む。
分布:北・本(東北・関東北部・大山以北の日本海側)
撮影:2000.6.17 青森市
チシマザサ-2

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