シロバナワルナスビ

シロバナワルナスビ(ナス科)[白花悪茄子]

ワルナスビの品種で純白の花をつけるもの。珍しいものではなく、ワルナスビの群落の中にもよく見られるし、これだけの群落もかなり多い。

北アメリカ原産の多年草で、高さ0.5-1mになる。
昭和初期に渡来し、根茎による驚異的な繁殖力で今では全国に広がっている。茎や葉の裏面脈上に鋭い刺があって始末が悪いのでそれが名の基となった。
葉は互生し、長楕円形で波状の大きな鋸歯が3-4個ある。節の間から花序を出して、直径2-3cmの淡紫色のナスに似た花を4-10個つける。
根茎による驚異的な繁殖法を持っているためか、積極的に実をつけようとは思っていないようである。結実率はあまりよくないが、果実は直径1.5cmほどの球形の液果で黄熟する。
花期:6-10月
分布:帰化植物
撮影:2016.9.12 神奈川県横須賀市
シロバナワルナスビ-2
2017.6.6 神奈川県三浦市

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