ルリニワゼキショウ

ルリニワゼキショウ(アヤメ科)[瑠璃庭石菖]

別名アイイロニワゼキショウヒレニワゼキショウという。

北アメリカ東部原産の多年草で、高さ20-50cmになる。茎は目立つ広い翼(ひれ)があり、翼を含めて太さ2-6mm。
葉は線形で幅1.5-6mm。花は直径約1cmで、花被片は青色~青紫色で基部は黄色、先は芒状に突起がある。雄しべは長さ3-4mmで3個が合着し、中心から1個の雌しべが突き抜ける。蒴果は直径4-6mm。

オオニワゼキショウと丈は同じくらいだが、茎にはっきりした翼があること、花被片の先に芒状の突起があること、3個の雄しべが合着して1個に見えることなどの違いがある。なお、この仲間は変異が大きく交雑もしやすいので中間的な形質をもったものも多い。
花期:4-6月
分布:帰化植物
撮影:2006.6.17 岩手県八幡平市
ルリニワゼキショウ-2
花被片の先に芒状の突起があり、雄しべ3個は合着している。 2006.6.17 岩手県八幡平市

ルリニワゼキショウ-3
茎に明らかな翼がある。 2006.6.17 岩手県八幡平市

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