ミヤマタムラソウ

ミヤマタムラソウ(シソ科)[深山田村草]

深山の半日陰に生える多年草で、茎は4稜形で直立し高さ25-50cmになる。
花冠に顕著な毛が生えることから、別名ケナツノタムラソウという。サルビアやアキノタムラソウの仲間で、よく見れば花の形は似ているが小さくて地味。
葉はく対生し、3出葉または1-2回羽状複葉で縁に鋸歯がある。小葉は質が薄く円いものが多く、頂小葉が大きい。
花は長さ1cmほどの白に近い淡青紫色の唇形花で、茎の先に穂状につく。花冠上唇の外面に長い軟毛が目立つ。雄しべは2個あり、花の外に長く突き出る。
果実は楕円形の分果で、長さ2mmほど。
よく似たナツノタムラソウは、本州の太平洋側(神奈川県、東海、近畿)に分布し、花の色は青紫色。
純白色の花をつける品種をシロバナミヤマタムラソウという。
基本種であるウスギナツノタムラソウは、鈴鹿山脈に生え、花は淡黄色。
花期:6-8月
分布:本(中部以北[岩手県まで])
撮影:2003.7.4 長野県大町市


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