ミヤマセンキュウ

ミヤマセンキュウ(セリ科)[深山川芎]

高山に生え、葉が薬草の川芎に似ているのでこの名がある。
亜高山帯~高山帯下部の林縁や草地に生える無毛の多年草で、茎は中空で縦に筋があり、上部で枝を分け高さ40-80cmになる。
茎葉は2-5個が互生し長さ14-25cmの3角形状で薄く無光沢、2-3回3出羽状複葉で小葉や裂片は深く切れ込み、終裂片は卵形でさらに羽状に全裂し先は尾状に伸び、全体にシダに似る。葉柄の基部は鞘状に広がり、茎を抱く。
茎頂や枝先に直径6-10cmの複散形花序を出し、直径2mmほどの白色の花を多数密生する。花と花弁は周辺部のものが大きい。花弁は5個あり倒卵形で先は内側に曲がりへこむ。雄しべ5個は花弁と互生する。柱頭は2個。総苞片はないかあっても少ない。小総苞片は長い糸状で10個程度あり小花柄より長い。萼歯はない。
果実は広卵形で扁平な2分果で、長さ4-5mm。翼状の隆条がある。
花期:8-9月
分布:北・本(中部以北)
撮影:2003.9.20 秋田県角館町
ミヤマセンキュウ-2
葉は脇に生えているシダとよく似た雰囲気がある。
2008.9.14 群馬県みなかみ町


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