コマツカサススキ

コマツカサススキ(カヤツリグサ科)[小松毬薄]

マツカサススキに似ていて、全体に細く小さいのでこの名がある。別名タマススキ

日当たりのよいの山野の湿地に生える多年草。マツカサススキに似るが全体に細く、球状花序は少なく花序枝は分枝しない。茎は硬く、鈍3稜形で4-5節あり高さ0.8-1.2mになる。
葉は幅3-4mmの線形、硬い革質で上部のものは茎より高くなる。
球状花序は5-6個で、頂生のものは散房状に数個、側生のものは1-2個あり、葉状の苞は花序より長い。小穂は長さ5-7mmの楕円形、熟すと帯緑灰褐色、10-20個集まって球状花序をつくる。鱗片は長さ3-4mm、幅1-1.3mmの狭卵形。果実は長さ1.3-1.5mm。刺針状花被片は5-6本で果実より長い。柱頭は3岐。

アイバソウとの雑種をコマツカサアブラガヤという。
よく似たヒメマツカサススキは山梨・長野県にまれに分布し、側生の分花序は5-10個と多く、5個ほどの小穂からなる。頂生の花序は2回分枝する。マツカサススキは小穂の鱗片は幅0.7mm、球状花序は多数でやや密。
花期:8-10月
分布:本・四・九
撮影:2023.10.5 東京都八王子市
コマツカサススキ-2
葉状の苞は花序より長い。2022.8.25 東京都八王子市

コマツカサススキ-3
側生の球状花序は1-2個と少ない。小穂の先はマツカサススキより円みがある。 2022.8.25 東京都八王子市

コマツカサススキ-4
2022.8.25 東京都八王子市

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