イワウチワ

イワウチワ(イワウメ科)[岩団扇]

地域によって葉の大きさや形態が異なり、オオイワウチワ、トクワカソウ(狭義のイワウチワ)、コイワウチワなどと区別してよばれることがあるが、明確に区別できないものも多いので、ここでは一つにまとめて広義の「イワウチワ」として扱った。
常緑の葉の形が団扇に似ていることからこの名がある。
深山の乾き気味の林中や岩場に生える常緑の多年草。根茎は長く横に伸びその先に葉を束生する。
葉は革質で厚く光沢があり、円形~広楕円形で先がややへこみ、基部は心形~くさび形となる。縁に波状の鈍鋸歯がある。
葉腋から長さ5-15cmの花茎を伸ばし、直径2.5-3cmの淡紅色の広鐘形の花を1個だけつける。花冠は5裂し、裂片はさらに先が細かく裂ける。5個の雄しべと5個の仮雄しべがある。果実は直径5mmの球形の蒴果。
よく似た肉厚の葉を持つイワカガミは、同じイワウメ科の植物だが花はずっと小さい。
花期:4-5月
分布:本(近畿以北)
撮影:2000.4.30 宮城県花山村
イワウチワ-2
2010.4.25 岩手県花巻市


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