イワナシ

イワナシ(ツツジ科)[岩梨]

果実の味が梨に似ているのでこの名がある。
山地帯~亜高山帯の岩場や礫地、ブナ林の林床などに生える常緑の小低木だが、草本に見える。枝は分枝して地上をはい、出根しながら斜上して高さ10-25cmになる。茎に赤褐色の粗い毛がある。
葉は革質で互生し、長さ5-10cmの長卵形で先は鋭くとがる。両面に褐色の短毛があってざらつき、縁に褐色の刺状の長毛がある。表面が波打ち脈が目立つ。
雪解け後まもなく、枝先に総状花序を出し、淡紅色の鐘形の花を3-8個まとめてつける。花冠は長さ1-1.5cm、先は浅く5裂し、内側に白毛があり、雄しべは10個ある。萼は狭卵形で紅紫色。
果実は直径1cmほどの扁球形の蒴果で、表面に白毛が密生する。果皮が薄く、胎座が肥大して液果状になる。夏に甘く熟し、生食のほか果実酒にする。
花期:4-6月
分布:北(西南部)・本(島根県以北)
撮影:2008.4.6 青森市
イワナシ-2
2004.5.23 岩手県安代町


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