イワイチョウ

イワイチョウ(ミツガシワ科)[岩銀杏]

葉がイチョウの葉に似ていることからこの名がある。ただ、岩上には生えないので「イワ」の名はどうしてついたのかよくわからない。別名ミズイチョウといい、別名のほうが適切であろう。秋になると銀杏のように黄葉する。
亜高山帯~高山帯の湿原の池塘や水分の多いところに群生する多年草で、高さ15-50cmになる。根茎は肥厚して横に伸び、ひげ根を出す。
葉は全て根茎から出て、長さ20cm弱の長い柄の先につく。光沢がある厚い腎円形で基部は心形、先は少しへこみ、縁に細かい鈍鋸歯がある。
茎の上部に、直径1cmほどの白色の漏斗状の花を数花を集散状にまとめてつける。花冠は星状に5深裂し裂片の縁は波打ち、中央に縦に走るひだがある。種小名のcrista-galliはニワトリのとさかのことで、このひだをニワトリのとさかにたとえたもの。雄しべと雌しべの長さは花によって逆転する。萼は5深裂し萼片は披針形。果実は長さ1.2-1.6cmの円柱形の蒴果で、熟すと先が4裂する。
花期:6-8月
分布:北・本(中部以北)
撮影:2006.6.25 秋田県由利本荘市
イワイチョウ-2

イワショウブに戻る


検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。