イソツツジ

イソツツジ(ツツジ科)[磯躑躅]

名は「磯ツツジ」の意味ではなく、「蝦夷ツツジ」から転訛したものといわれている。
亜高山帯~高山帯の湿地や傾斜地に生え、高さ0.5-1mになる常緑小低木で、他の草木が生育できない硫気が噴出しているようなところでも群生している。若い茎には赤褐色の軟毛が密生する。
葉は対生し、革質で厚く、長さ2-5cm、幅0.4-1.5cmの披針形で枝先に集まってつく。縁は裏側に反り返り、上面は深緑色で葉脈がへこみ、裏面に白毛が密生し、主脈に茶褐色の長毛が生える。
枝先の半球形の散房状の花序に、直径0.8-1.2cmの花冠が5裂した白色の花を多数咲かせる。雄しべは10個ある。
果実は長さ4mmの蒴果。
南限は安達太良山。
葉の裏面に茶褐色毛が多いものをカラフトイソツツジ、北海道の高山に生え、丈が低く、葉も長さ1-2cm、幅2-3mmの線形ものをヒメイソツツジという。
花期:6-7月
分布:北・本(東北)
撮影:2006.6.24 秋田県鹿角市
イソツツジ-2


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