イブキボウフウ

イブキボウフウ(セリ科)[伊吹防風]

低山帯~亜高山帯の日当たりのよい草地に生え、上部で分枝して高さ0.3-1mになる全体有毛の多年草。
葉は2~3回3出複葉で、小葉はさらに細かく切れ込むが、裂片の形や大きさはさまざまで変異が大きい。
枝先に直径6cmほどの複散形花序をつけ、小花序は10数個あって下に5-6個の小総苞片がある。花は白色で小さく、密につく。花弁の先は爪状に内側に曲がるのでハート形に見える。
名は、ボウフウ(中国産のセリ科の草本で漢方製剤に使用される)に似ていて伊吹山にあった(最初に採集された?)ことによる。
丈が小さくて葉の切れ込みが浅く、裂片の先がとがらない海岸性の品種をハマイブキボウフウという。
高山性の変種はタカネイブキボウフウといって北アルプスに生え、丈が低く茎が太い。タカネイブキボウフウに比べて子房や果実に長い毛が密生するものをケタカネイブキボウフウといい、南アルプス、八ヶ岳、谷川岳に分布する。
花期:6-9月
分布:北・本(近畿以北)・四
撮影:2004.8.1 岩手県葛巻町

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