エゾフユノハナワラビ

エゾフユノハナワラビ(ハナヤスリ科)[蝦夷冬の花蕨]

夏の終わりに胞子葉を出し、それが花のように見えるのでこの名がある。冬緑性のシダ植物で、原野の草地に生え高さ30-40cmになる。葉柄は基部で、栄養葉と胞子葉に分かれる。胞子葉は黄色の胞子のうをつけ、そのつぶ粒があたかも花のように見える。栄養葉の質が厚くて裂片の幅が広く、葉柄に毛が生えていることでフユノハナワラビと異なっている。
分布:北・本(中部地方以北)
撮影:2002.9.16 青森県東通村


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